THE NOTEBOOK

‐チャールストンに嫁いだわたしが読む物語‐

*K1ビザ⑤*~面接の詳細+おまけ~

f:id:CharlestonSC:20220109010756p:plain

こんにちは!Mayaです☺
いよいよK1についてはこれが最後かな?(また追記があったらポストします!)

遠距離でビデオチャットをつなぎながらたくさんの書類を彼と一緒に揃え,コロナでプロセスがストップし,お互いのところへ会いにも行けず,周りの人たちにいつアメリカ行くの?なんて聞かれるたびに私が知りたいわ!笑 と内心思いながら待ちに待って1年が過ぎ,申請から1年と1か月でやっと面接までたどり着きました。
今回は私の面接について何を持って行ったのか,どんな質問をされたのかなど話していきたいと思います。
この内容は私がK1ビザを取得した2019年から2020年の内容になりますので,最新情報は必ずご自身で調べていただくようお願いします。

 

 


*面接に持っていったもの*


パスポート
DS-160確認ページ
写真 :裏面に名前を記入
戸籍謄本と英訳
受理証明書(離婚):バツイチなので笑
扶養宣誓供述書(I-134)と添付書類あらかじめアメリカから送ってもらっていたもの
開封の警察証明: 日本とニュージーランドのもの2通
開封の健康診断結果
婚約関係の書類:手紙と写真 (使わなかった)

期間延長のお願い:使わなかった)本来ならNOA2から4か月以内でビザを取得しないといけないのですが,コロナで諸々ストップし,やむを得ない事情で期限をあっという間に過ぎてしまいました。事情が事情なのでいらないかなとも思ったのですが,4か月経ちそうなときにUSCISにEmailを送っていて,念のためそのコピーを印刷して持っていきました。万が一申請者側の事情で延長をお願いしたい場合は必要になるのだと思います。

f:id:CharlestonSC:20220108082655p:plain

 

*面接までの流れ*


面接は東京か沖縄の2か所でしかできないので,近い方を選び予約します。
私は東京都に住んでいたので早起きして余裕をもって始発くらいの電車に乗り大使館まで行きましたが,地方の方は面接のためにわざわざ東京まで飛行機や新幹線で来て前泊をして面接を受けています。
大使館には大きなリュックや電子機器などは持ち込めず,サイズの指定されたバック(25㎝×25㎝)のみが持ち込みを許されています。大きなバックがある人は駅のロッカーに預けるか,宿泊先のホテルに置いてきているようでした。携帯電話は1台であれば持ち込めます。下のサイトで確認してね↓

米国ビザ申請 | セキュリティ規制 - 日本 (日本語)


ここからは私の失敗を含めた経験をお話しします。
私は折りたためる薄いエコバックに必要なものだけを入れ電車に乗り,大使館前でクリアファイルに入れた書類を出してエコバックをたたんでポケットに入れ入館しました。
予約時間の15分前より早く来ないでくださいとなっているので,最寄りの駅には1時間以上前に着いていたのですが,近くのビルのベンチで時間つぶし,予約時間が近づいてから大使館の門の方へ向かいました。
厳重な警備体制なので近くの道を歩いているだけで道にいる警備員にどこへ行くのか聞かれます。ビザの面接のために来ましたというとそのまま通してくれますので堂々としましょう。
極寒の中,ちょっとだけフライングをして1番先頭に並びました。大学受験も受験番号1番で受かったし,1番悪くないじゃん!とワクワクドキドキしながら待っていました。(これが失敗だったのです笑)入館まで15分くらい待っていると,後から同じようにビザを取得するために来た人たちがどんどん大使館前の道に並んできました。25人以上はいたと思います。
8:15からの最初の枠の予約をしていました。時間になると門の外にある小さな建物で5,6人の係の人が一斉に対応してくれ,予約時間と名前を伝え,飛行機に乗る前の荷物検査とまったく同じような身辺検査をします。
それをクリアするといよいよ大使館の入口へ案内され,受付の係の方に名前を伝え”この通りに書類を並び替えてください”と言われ両面刷りの紙を1枚渡されます。



f:id:CharlestonSC:20220108073234j:image


f:id:CharlestonSC:20220108073315j:image

f:id:CharlestonSC:20220108090202p:plain

面接の部屋



図のようにドアを通ると2つ部屋があり,どちらも銀行の窓口のような感じになっています。
先頭に並んでしまった私は前にお手本がいないのと,まだ朝一で窓はすべて閉まっていて係の人すらおらず,どっちの部屋にいればいいのかわかりませんでした。
ただ書類を並べ替えなくちゃいけないのでとりあえず整理券を取って手前にあった左の椅子のある部屋にいくとそれが大ハズレ笑
書類を並べ始めて間もなく蚊の鳴くような声で何度も私の番号が遠ーくの方から聞こえてくる笑
慌ててもう一つの部屋に行くと,左側の窓口に立っていて私の番号を呼び続けている女の人はすでにめっちゃおこー笑
さらにマスクで窓越しなので,その方の言っていることが日本語なのに全然聞き取れず繰り返し聞く始末。
そんな朝一から怒っている彼女に対し,てきとうに答えたくない私は何度も聞き返し彼女のイライラもMAXに笑
私のビビりもMAXに笑


f:id:CharlestonSC:20220108073541j:image

必要な書類がきちんとそろっているか確認してもらい,なんとか無事に書類を提出すると,同じ部屋の中で待っているよう言われます。
並んでいた人たちの書類提出がだいたい終わると,同じ部屋の真ん中あたりの窓で指紋採取に呼ばれます。
指紋採取のおじさんはすごーく優しくてここでいったん私の気持ちも落ち着きました笑
指紋採取が終わるとまた同じように椅子に座って待ちます。


そしていよいよ面接です。
同じ部屋の右側の3つの中で呼ばれた窓に行き,係の人が面接をおこなってくれます。
私は女の方でした。
面接はすべて英語で5分くらいの世間話のような感じで行われるので思ったほど緊張しませんが,内容はしっかりとその場でタイピングされ記録されていますので,堂々と真実をこたえましょう。
面接の最後にApporoveかどうか教えてもらえます。


*質問されたこと*


私が面接で聞かれた内容は以下の通りです。

・どのように出会ったか
・彼の職業
・彼がどこに住んでいるか
・彼の好きなところ
・彼は誰と住んでいるのか
・彼の趣味
・私の前婚について
・お互いの家族に会ったことがあるか
・私の両親が彼のことをどう思っているか
・子どもはいるか
・いつ入国する予定か
・どこで結婚する予定か
・日本以外に住んだことがあるか
・DVの冊子は読んだか※
・質問はあるか

※事前にインストラクションと一緒にホチキス止めされた冊子が配られます。もしアメリカに来てからDVの被害にあったらどうすればいいのかなどが書かれており,しっかりと目を通すようになっています。

 

*おまけ*

自力でK1ビザを申請するにあたって一番大変だったのは情報収集でした。ただ,今の時代は便利なのでインターネットやSNSなどで情報も集めやすいのが幸いですね。私がよく使っていたものをシェアしますので参考にしてもらえたらうれしいです。

 

▼▽▼在日アメリカ大使館ビザサービス▼▽▼

ビザ取得について申請から面接まで日本語で情報収集ができます。

ビザサービス - 在日米国大使館と領事館

 

▼▽▼アメリ国務省のビザのページ▼▽▼

U.S. Visas

 

▼▽▼USCISフォーム▼▽▼

各々必要な申請書を検索してダウンロードできます。

All Forms | USCIS

 

▼▽▼申請料金▼▽▼

ビザごとの必要な申請料金を確認できます。

Fees for Visa Services

 

▼▽▼ステータス追跡▼▽▼

ケースナンバーがもらえたらここに自分のケースナンバーを入力し,今どこのステータスにいるのかをトラッキングできます。

CEAC

 

▼▽▼Visa Journey▼▽▼

同じようにビザを申請している人たちが情報交換をしているサイトです。みんなの進捗状況や体験などから必要な情報を集められます。

VisaJourney - America's Largest Immigration Community

 

▼▽▼月別統計▼▽▼

毎月どのビザがどこの国の人に何件発行されているかがわかります。私はすべてのプロセスが止まってしまっていた時にこれを見ながら少しずつ再開しているのだとわかり安心材料にしていました。

Monthly Nonimmigrant Visa Issuance Statistics

 

あとはFacebook,Instagram,Twitterで#K1ビザとか#婚約者ビザとか調べるとたくさん出てきます!私はビザ取得のためだけに申請から半年後くらいにTwitterを始めましたが,同じようにビザ取得に苦戦している日本人の仲間をたくさん見つけて,現在進行形でみんなで情報交換したり,励まし合ったりしながら長い道のりもあきらめずに乗り越えてこれたので,Twitterが一番役に立ち支えになりました!もっと早く始めればよかったと思ったくらいです。

また,先輩たちのBlogもたくさんお気に入り登録し,メモを取りながら必要な情報を集めていました。私のこのBlogも今後誰かの役に立てるような存在になっていくことを願っています☆